心配する男性とカプセル
病原体

性病とは特定のウィルスに感染して生じる性感染症のことを意味しており、その原因の多くは性行為によるもので粘膜との関係が深いといわれています。性病にかかると再発を繰り返す病気と早期段階でしっかりとした治療を受けることで完治するものなどがありますが、治療に使う医薬品の種類は豊富にあるため、どのような薬を使えば良いのかわからない人も多いといえましょう。性病の種類には、クラミジアやヘルペス・梅毒・淋病・エイズトリコモナスなどがありますが、それぞれ感染したウィルスの種類そのものが異なるため、対象となるウィルスを死滅することができる成分が含まれているものを使わなければ意味がありません。

クラミジア感染症は、クラミジア・トラコマチスと呼ぶ微生物の感染が原因で起きる病気、近年若い世代に急増しているといわれています。主に、性行為により膣から子宮に感染するのが特徴で、通常の性行為に加えてオーラルセックスで感染してしまい、喉の病気を引き起こすケースも多いようです。急増している理由の中にはクラミジア感染症は自覚症状が軽いため、知らない間にパートナーに移していることが多いからです。

性器ヘルペス感染症は、単純ヘルペスウィルスが感染することで生じる性感染症です。この病気もクラミジア感染症と同じく性行為やオーラルセックスが原因で起きるもの、性器ヘルペス感染症の場合は、外性器に小さな水ぶくれができる、それが破れると潰瘍が増えて2週間程度で完治したような状態になります。ただ、見た目は治ったように見えてもウィルスそのものが消えたわけでなく、体の中に潜んでいて何かの拍子に暴れ出して再発するなどの特徴を持ちます。

梅毒も性病の中で有名な病気ですが、梅毒はスピロヘータの一種とされる梅毒トレポネーマと呼ぶ細菌が原因で感染する病気、感染経路は主に性行為によるものです。自覚症状は少ないので気が付かない人も多いのですが、潜伏期間が非常に長いなどからも知らない内に多くの人に感染させてしまう可能性を持ちます。ちなみに、感染した状態で妊娠すると胎児に感染させてしまい、先天梅毒児になることもあるので注意が必要です。

性病の種類は多種にわたりますが、それぞれの病気に対して特効薬となる治療方法が用意されているため、性病になっているのか否かを検査すること、検査結果に応じてウィルスや微生物を退治することができる医薬品の処方を受け、正しく治療を続けることが重要です。