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エイズは怖い性病のひとつですが、血液検査で診断が付きます

2020年04月14日

エイズは血液・精液・膣分泌物・母乳などに原因菌が存在しているといわれている性病の一つです。粘膜から傷口から入り込み感染するのが特徴で、唾液や涙・尿の中にもウィルスは分泌されるものの、人に感染するだけのウィルス量の分泌はありません。主な感染部位は、膣・男性器・口腔・肛門などで、これらの部位はいずれも粘膜で覆われている部分でウィルスが好む環境です。また、血管に達するような皮膚の傷などもエイズウィルスが好む場所、血液中にウィルスが入り込めば体中に感染するリスクを高めてしまうわけです。

エイズは死に繋がる恐ろしい性病ではあるのですが、血液検査を受けることで感染の有無を調べることができます。血液中にエイズウィルスの有無を確認する、これは医療機関で行うことができると同時に、市役所や区役所の中でも事前に予約をすることで血液検査により性病に感染しているのか否かを調べることが可能です。自治体にもよりますが市役所や区役所でのエイズ検査は無料で行っていることが多いので、費用を掛けずに済ませたいと考えている人などにもおすすめです。

なお、検査を受けてエイズウィルスが体内にいることがわかった、このときには抗HIV薬と呼ぶ医薬日を使いウィルスの抑制を行うことになります。そのままにしておけば待っているのは死などのイメージからも、治療をしっかりと受けることが重要なポイントです。抗HIV薬はエイズウィルスに対する阻害薬で、一般的にHIV感染症の治療では3~4種類の抗HIV薬を組み合わせて内服する、多剤併用療法で行います。最近は、2~3種類の成分が1錠の中に含まれている合剤も登場しており、一度に数種類の医薬品を服用する必要も少なくなっています。さらに、現代の抗HIV薬は以前の医薬品と比べると治療効果が高くなっており、ウィルスが長期間抑制できている患者さんなどでは、2種類の薬で治療を行っても効果への期待が維持できるようです。

ちなみに、抗HIV剤は核酸系逆転写酵素阻害剤をはじめ、非核酸系逆転写酵素阻害剤・プロテアーゼ阻害剤・インテグラーゼ阻害剤・侵入阻害薬の5種類に分類が行われており、ウィルスを阻害する性質を持つ成分を使い治療を行うことになります。尚、多剤併用療法は1996年に開発されたもので、エイズ患者の予後は飛躍的に改善されているといいますが、抗HIV剤はエイズウィルスそのものを体外に排除できるものではなく、治療を開始した後は生涯飲み続けることがあります。